心と身体の健康のための養生法・まめ知識

オラルケアー

歯科免疫

かみ合わせ 口腔内の金属 歯周病における体への影響を考え、歯科との連携をしております。そして、反対に全身の免疫低下からくる、歯周病、口腔内乾燥症に対して、免疫システムに着目して、歯周病になりにくい体質改善など、口腔内の環境を同時に整えていくことに力をいれてています。

医科と歯科は、密接にかかわりあっています。したがって、医科と歯科が連携をとることで、多くの疾患の治癒率の向上をめざします。あまりしられていない事実として、

  1. 歯周病菌の全身にもたらす影響
  2. 不適合金属による電磁場過敏症
  3. 口腔内の金属からでるガルバニック電流による自律神経障害、不適合金属によるアレルギー
  4. 口腔内金属がイオンとしてとける内臓、脳の機能障害
  5. 不適合な歯の形状。これにより、頭蓋仙骨系と額咬合系の連動した呼吸運動のみだれよりくる自律神経障害

最近話題となっているメタボリックシンドロームや、糖尿病、癌なども口腔内の環境をかえることで、より効果的治療が得られます。歯や口腔内環境は、東洋医学的にも西洋医学的にもあまり触れられることが少なく、切り離して考えられがちですが、非常に密接に関係しあっていることを意外と知られていません。

実は!メタボリックシンドロームや糖尿病、動脈硬化が、歯周病と関係している!あっと驚く歯と体の関係とは!

1. 歯周病が全身へ及ぼす影響

実際には、中度から重度の歯周病が全身へ及ぼしうる影響は、脳卒中2倍、慢性呼吸疾患2~5倍、冠動脈疾患2倍、低体重児早産4~7倍、糖尿病2~4倍といわれています。また、歯周病菌の体内への侵入が動脈硬化や血栓性の疾患、慢性的な感染症の原因になることが分かってきています。また、歯周病は、40歳を過ぎてなりやすく、メタボリックシンドロームになる年齢と重なっています。九州大学の研究者らの有名な調査結果では、やせている群1とすると、太っている人は3.4倍、さらに重度肥満の人は8.6倍の歯周病にかかりやすいことが裏付けられています。

歯周病原性細菌:菌浸入・内毒素

細胞免疫機能↑:リンパ球・マクロファージの活性化

免疫応答の異常:過剰生産されたIL-1、IL-6、TNF-α、PGE2

血液中に侵入。全身に波及

2. 歯周病治療で糖尿病改善!

ある研究機関の調査結果で、若年糖尿病患者(平均18歳)の16.3%が歯周病にかかるというデーターがあり、健康な方だと、30歳以下の方で、歯周病罹患率1%以下であり、糖尿病の方は歯周病にかかりやすいというがわかります。また、歯周病の治療をすると、歯周ポケット内の細菌数が減ってきて、体内の炎症性サイトカイン(TNF-α)の血中濃度が減少し、インスリンの分泌を示す指数(HOMA-R)が改善するというメカニズムがわかっています。
つまり、糖尿病の方は、歯周病にもかかりやすい一方、歯周病を治すことでも糖尿病の改善が期待されるということです。

3. 歯周病は、動脈硬化の促進因子となる!

糖尿病患者で歯周病を持っている群と持っていない群に分け、頸動脈の狭窄度を調べたところ、歯周病群は、非歯周病群の2倍以上も狭窄していることがわかり、歯周病の内毒素が加速していると考えられます。つまり、前述の白血球がどんどん血管の壁に潜って、悪玉のLDLコレステロールを加えこみ、泡沫細胞化してアテローム(粥状)、いわゆる動脈硬化の状態になります。

4. 歯周病は、生活習慣病

つまり、歯周病は、感染症ではありますが、生活習慣病として、考えられるようになってきています。また、前述しましたように、免疫とも深い関係があり、口腔内の衛生を保つとともに、免疫を上げていく治療も必要と思われます。

5. 歯科材料が体に影響している!

また、歯科治療では、さまざまな金属を用いられますが、従来から歯科材料として使われてきたアマルガムは水銀の合金であり、それを取り除くだけでアレルギー症状や頭痛、肩こりなどが、かなり改善されることがあります。

口腔内に電流が!

口腔内のような水分のある状況では、異種金属間でガルバニック電流と呼ばれる電流が発生し、それは神経や筋肉での電位より、かなり高いものなので、慢性的に神経や筋肉に神経伝達異常やストレスがかかります。また、それにより、金属が溶出しやすくなるし、現在のような電磁波の多い環境では、それがアンテナの役目をし、余計に帯電しやすく、電磁波過敏症などの一因にもなりうるといわれています。

医科歯科連携 OMSBクリニック