アメリカ国立癌研究所(NCI)を中心としたデザイナーフーズプログラムの中では、動物実験により癌予防効果が期待できるもののランキングとして(1群から3群の順で)、次の食品群があげられています。
1群
ガーリック(ニンニク)、キャベツ、カンゾウ、ダイズ、ショウガ、セリ科植物(ニンジン、セロリ)
2群
タマネギ、お茶、ターメリック、全粒小麦、アマ、玄米、かんきつ類(オレンジ、レモン、グレープフルーツ)、ナス科(トマト、ナス、ピーマン)、アブラナ科(ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ)
3群
マスクメロン、バジル、タラゴン、カラス麦、ハッカ、オレガノ、キュウリ、タイム、アサツキ、ローズマリー、セージ、ジャガイモ、大麦、ベリー
これらはどれも日常生活で手軽に入手できる食材です。冒頭のアメリカがん研究財団の報告書にもあるように、肉食をできるだけ減らし、これら野菜類を豊富にとることによって、がんに対する予防効果、さらに生活習慣病に対する予防効果も期待できます。